異世界食堂に登場する絶品料理まとめ!カレーやカツ丼が美味しそう!

『異世界食堂』は小説投稿サイト「小説家になろう!」にて連載され、書籍化に留まらずアニメ化まで果たすほどの人気作となりました。

普通の洋食屋である「ねこや」が毎週土曜日にだけ異世界とつながり、ドアを通じて客として訪れる異世界の住人たちとの交流などを描いた『異世界食堂』。

ファンタジー要素はもちろんのこと、登場する様々な料理とそれを食べるキャラクターの描写がグルメ作品としても高く評価されており、それは夜中に見てしまうと空腹でたまらなくなってしまうといった、いわゆる飯テロアニメである。

本記事では、そんな『異世界食堂』に登場する美味しそうな料理たちをお腹いっぱいになるほど紹介していきたいと思います!

【異世界食堂】第1話「ビーフシチュー/モーニング」

ビーフシチュー

伝説の竜である「赤の女王」の大好物はビーフシチュー

スープを一口味わって『うまい!』とうなった後は黙々と食べ進め、柔らかそうな牛肉をスプーンですくってゆっくり口にしては悦びのため息を漏らす。

完食した彼女は持参してきた寸胴いっぱいに入った100皿分のビーフシチューを持ち帰り、巨大な竜の姿に戻って小さな寸胴に入ったそれを食べるのだった。

人間の姿の方がたくさん食べられるのに・・・と思ったのは筆者だけでしょうか。(笑)

モーニング

アレッタが初めて店主に振る舞ってもらったモーニング

バターが乗った分厚いトースト、焼いたベーコンを添えたスクランブルエッグにサラダ、その一つ一つにアレッタは感動しながら口に運んだ。

材料さえあれば誰でも作れてしまうメニューですが、こういったシンプルな朝食こそ、目覚めたばかりの頭と体に活力を与えてくれるのではないでしょうか。

【異世界食堂】第2話「メンチカツ/エビフライ」

メンチカツ

ナイフを入れると、中からジュワーッとあふれ出す肉汁。

そんな描写だけでも食欲をそそられるというのに、メンチカツを口に運んだサラの心の中の完璧な食レポによってそれはより一層我慢できないものとなります。(笑)

手土産に「メンチカツサンド」まで持ち帰るサラ

メンチカツ単体でも、パンに挟んでもどちらも美味しそうです!

エビフライ

異世界の国王騎士のハインリヒは、故郷では貴重とされていた「シュライプ(エビ)」を使ったエビフライの新鮮で肉厚な食感に感動。

さらに店主に勧められた特製タルタルソースをつけたエビフライを口にすると、『はっ!』と目を見開き、何皿ものおかわりをするのでした。

エビフライとタルタルソースの相性はとんでもなく素晴らしい。

【異世界食堂】第3話「ミートソース/チョコレートパフェ」

ミートソース

月に一度、店主と食材の取引をしに「ねこや」へ訪れていたトマス。

今回では孫のシリウスを連れて、ミートソースを大盛りで注文する。

そして、フォークに絡め取ったスパゲッティーを一口食べて、毎度お決まりの食レポが始まります。

使った食材やソースの旨味などを存分に心の中で解説してくれ、視聴者を空腹のどん底へと誘う二人。

トマスに促されて粉チーズやタバスコをかけて食べたシリウスは『美味しい!』と言って微笑むのでした。

チョコレートパフェ

幼い頃、チョコレートパフェのことを「冷たくて甘い雲」と亡き祖父から教わっていた帝国皇女のアーデルハイド

その「冷たくて甘い雲」である生クリームを一口食べて、その甘さに頬を緩ませる。

飯テロだけでなく、デザートテロまで起こしてしまうとは・・・見ている側にとってはいい意味で店主の料理の腕前が憎いです。(笑)

【異世界食堂】第4話「オムライス/トーフステーキ」

オムライス

洋食屋の定番メニューといえば・・・そう、オムライス!

焼いた玉子に包まれた中には赤い具がいっぱい詰まっており、それを玉子の上からスプーンですくってパクリッ。

心の中で始まるトカゲによる流暢な食レポの後、トカゲの勇者・ガガンポはまだ食べ終わらないうちに次のオムライスの注文をするのだった。

しかし、果たしてトカゲがオムライスの中の鶏肉を食べても問題はないのだろうか。(笑)

トーフステーキ

焼いた豆腐に昆布だしのおろしポン酢で味付けしたトーフステーキは、異界のエルフであるファルダニアに『まさか人間にこんな技術があるなんて』と思わせるほどの一品でした。

ヘルシーなうえに美味しくて満足度も高いトーフステーキは、まさに女性の味方に違いありませんね!

【異世界食堂】第5話「カツ丼/プリンアラモード」

カツ丼

カツ丼の上に乗ったトンカツを一口食べたライオン系獣人・ライオネルは『うおぉぉぉぉ!!』と雄叫びをあげ、白米と一緒に食べることで完成したカツ丼を『うんめぇぇぇ!!』と叫びながら一気にかき込む。

まさにその見た目通りの豪快な食べっぷりは、視聴者の空腹を満たしたい欲求をかき立てるよう。

しかし、ネコ科のライオネルがカツ丼の中の玉ねぎを食べても大丈夫なのでしょうか。(笑)

プリンアラモード

たっぷりの生クリームとリンゴやイチゴ、キウイなどのフルーツに囲まれた大きなプリンが存在感を放つプリンアラモード。

天才的魔術師のハーフエルフであるビクトリアは「お楽しみは最後・・・」と、最後まで残しておいたプリンのカラメルをすくって一口。口いっぱいに広がる、甘さと苦みの調和。

頬を赤く染めるビクトリアの幸せそうな表情から、その美味しさと感動が伝わってくるようです!

【異世界食堂】第6話「サンドイッチ/ジャガバター」

サンドイッチ

第6話は、今回これまでに登場した常連客たちが勢揃いする回となっています。

それぞれが来店時にいつも食べる大好物のメニューが呼び名になるほど「好物推し」が強すぎる常連客たちは、話の流れでサンドイッチ大論争へと発展。

“サンドイッチの中に何を挟むと一番美味しいのか”という点で猛烈な討論合戦となり、メンチカツ・エビカツ・ロースカツ・照り焼きチキン・ナポリタン、果てにはフルーツサンドを巡って生クリーム派とカスタード派に分かれて言い争う客たちにはアレッタもお手上げ状態に。

今回はサンドイッチを美味しそうに食べるシーンが描かれなかったものの、キャラクターたちの関係性や好物への情熱をたっぷり堪能できたという点ではとても楽しめる回となりました!

ジャガバター

仕事が終わった後、空腹のアレッタに店主がジャガバターを振る舞う。

異世界では貧困のあまり、ただ命を繋ぐために生の男爵イモしか口にしたことがなかったアレッタ。

蒸籠で蒸したホクホクの男爵イモの中に無塩バターが溶けたジャガバターを食べて、生まれて初めて男爵イモの美味しさを実感します。

調理次第で食材はどこまでも美味しくなれるんですね!

【異世界食堂】第7話「カレーライス/チキンカレー」

カレーライス

「ねこや」で1000回はカレーライスを食べてきたという常連客の域を越えた「カレーライス推し」のアルフォンスは、大きな具がゴロゴロ入ったカレーライス以外は認めないほどの頑固っぷりです。

そんなアルフォンスに、店主が「新たなカレーライスがある」という相談をもちかけたところでAパートは終了。

果たして、頑固な彼を納得させるようなカレーライスが登場するのか、非常に楽しみです!

チキンカレー

普通のカレーライスとは違い、鶏肉以外の具が入っていないチキンカレーはライスとは別の皿に入った状態で運ばれてきた。

一口スープを味わってみると、その辛さでアルフォンスは思わず水で口の中を落ち着かせる。

しかし、ライスにかけて一緒に食べるチキンカレーはその辛さを上手い具合に調和し、そのカレーの旨味を十分に吸った鶏肉の柔らかさは彼を、雄叫びを上げるニワトリの演出と共に猛らせた!

食レポはもちろん、凄まじく面白いリアクションを見せてくれたアルフォンス。

『異世界食堂』において、料理を食べた者のリアクションこそが主役と言っても過言ではないのかもしれない。

【異世界食堂】第8話「ハンバーグ/クッキーアソート」

ハンバーグ

デミグラスソースのかかったハンバーグの上には目玉焼きが乗せられており、その半熟の黄身を崩してハンバーグに付けて食べたロウケイは、そのあまりのマッチ具合に頬を緩ませておかわりを注文。

ハンバーグと目玉焼きの相性の良さを知っている筆者にとっては、見ているだけですぐに食べたい衝動に駆られる回となりました。(笑)

クッキーアソート

異世界で就職先を探していたアレッタは、偶然にもサラの家政婦として働き始める。

そして留守番中にサラを訪ねてきた妹のシアに、アレッタは店主から「就職祝い」にプレゼントしてもらったクッキーアソートをお茶菓子に提供した。

形や色、デザインも様々なクッキーアソートはその見た目だけでなく、初めて口にしたシアは『これ、やっぱりすごいお菓子だわ!』と感動。

甘いクッキーと苦みの効いたコーヒーや紅茶の相性といったらもう、絶妙なのです!

【異世界食堂】第9話「シーフードフライ/クリームソーダ」

シーフードフライ

新鮮な海の幸に衣を付けて揚げたシーフードフライ。

魚のフライ・イカリング・ホタテフライの三種のフライはビールとも相性抜群で、ドワーフのガルドはその一つ一つを口にするたびにうるさいほどの雄叫びを上げる。

肉のフライにも、旨味は決して引けを取らない魚介のフライ。

夜中に見る揚げ物はとても美味しそうで、そして危険な料理ですね・・・。(笑)

クリームソーダ

メロンソーダにソフトクリームが乗った、見た目にも美しいクリームソーダ。

宮廷魔術師の娘・ラナーは、まずはソフトクリームから一口、その次にメロンソーダ、また次には“ソフトクリームを口に入れてからのメロンソーダ”で甘さと炭酸の刺激の調和を楽しむ。

最後には、メロンソーダとソフトクリームの境界線に存在するシャリシャリした部分を味わい、ここで初めてクリームソーダが完成するのだった。
さすがは上流階級なだけあって、異世界の飲み物に対する舌も肥えているようですね!(笑)

【異世界食堂】第10話「クレープ/納豆スパ」

クレープ

たくさんのイチゴ・キウイ・パイナップルなどのフルーツと生クリームを、焼いたクレープ生地に巻いて包んだフルーツクレープ。

甘い物が大好きなフェアリーが住む王国の女王・ティアナはその小さな体で大きな果実を味わう。

ティアナがクレープを全部食べきる前に「ねこや」は閉店の時間を迎えてしまいそうです。(笑)

納豆スパ

茹でたパスタの上に乗った納豆ソース・青ネギ・きざみ海苔の調和で完成する納豆スパ。

ファルダニアの父の友人・クリスティアンはその味の虜となっていたが、それを一緒に食べていたファルダニアの提案でパスタではなくライスと納豆を食べてみることに。

パスタとはまた違った納豆とライスの相性は、改めてクリスティアンを喜ばせるのでした。

洋食屋の「ねこや」には、洋食以外にもいろんなレパートリーがたくさんあるようですね。

【異世界食堂】第11話「カルパッチョ/カレーパン」

カルパッチョ

新鮮な生の魚が大好物なセイレーンのイリスとアーリウスは、マグロのカルパッチョを一口食べて目を輝かせる。

自分たちの世界とは違い、しっかりと丁寧に血抜きして綺麗に切り分けられた生魚の身は、海で捕れた生魚をそのままでしか食べたことがなかった二人を『こんなに美味しいのは初めてだ!』とうならせるのだった。

しかし、生の魚を一匹丸ごと食べていた二人にとっては、一皿だけでは到底お腹が満たされるとは思えません。(笑)

カレーパン

その日、仕事を終えたアレッタとクロは店主からまかないとして揚げたてのカレーパンを振る舞われた。

きつね色に揚がった熱々のカレーパンは、外はサクサクで中身はじっくり煮込んだ挽肉やドロドロになった野菜が凝縮されたカレーでいっぱい。

しかし、チキンカレーを食べた直後にカレーパンを2つも平らげるとは・・・クロの胃袋の容量が気になるところです。(笑)

【異世界食堂】第12話「とん汁/コロッケ」

とん汁

毎月29日は「肉の日」として、お味噌汁の代わりに提供するというとん汁。

そしてこの日も「ねこや」を訪れた常連客たちはみんな揃ってとん汁を注文し、バターを入れたとん汁に舌鼓を打つ。

どこか故郷を思い出させるようなその優しい味わいに、サラやハインリヒは故郷への思いを募らせるのでした。

「肉の日」である29日が土曜日とかぶる可能性は決して高くはないので、異世界の常連客たちにとってはさぞかし貴重な「幻のメニュー」だったことでしょう。

コロッケ

すでに常連客である旧友・アルトリウスと一緒に「ねこや」へと訪れたハーフエルフの傭兵・アレクサンデルは迷わずにコロッケを注文。

帝国で食べた、イモしか入っていないコロッケとは違って挽肉が入ったジューシーなコロッケは、一口食べただけでその違いを実感させた。
それにしても、イモしか入っていないコロッケとは・・・あまり美味しくはなさそうです。(笑)

異世界の食文化や技術が早く進んでくれるよう、願ってやみません。

~まとめ~

以上が、『異世界食堂』で登場した24種に渡る絶品料理の数々でした!

その美味しそうな見た目はもちろん、それを食べるキャラクターたちのリアクションや想像力をかき立ててくれる食レポによって、見ているこちらまでヨダレが出そうになってしまうこと不可避です。

アニメを見終わってから我慢ができず、お目当ての物を買いに走った視聴者も少なくはないはず。
2021年・秋から続編である『異世界食堂2』の放送がスタートしましたが、これからどんな絶品料理たちがまた飛び出してくるのか、とても楽しみですね!